AviUtlの設定ダイアログ画面でXYZを「瞬間移動」に設定した場合、オブジェクトの映像が瞬間移動するようになります。




瞬間移動に設定


瞬間移動に設定した場合、オブジェクトの映像が一瞬で移動するようになりますが、XYZの値による瞬間移動する位置へ移動するのは、中間点におけるXYZの値による位置だけとなっています。


中間点を追加して瞬間移動させる


瞬間移動では、オブジェクトの最後尾におけるXYZの値の位置へは移動しません。


ですので、瞬間移動でオブジェクトの映像を移動させたい場合には、オブジェクトに中間点を追加します。




オブジェクトに中間点を追加して瞬間移動させる


そうすると、中間点が追加されているフレーム位置で、その中間点のXYZの値による位置へ瞬間移動するようになります。


瞬間移動には加速・減速が無い


当たり前かもしれませんが、AviUtlで移動の種類を瞬間移動に設定した場合、一瞬で映像が移動するので、加速や減速のチェック項目は無効となります。




瞬間移動を選択した場合、「加速」「減速」が無効となる


また、瞬間移動を使わなくても、オブジェクトを分割して、別々のオブジェクトにした状態で、各オブジェクトごとにXYZの値を設定すれば、瞬間移動したのと同じ映像に出来ます。


ですので、瞬間移動に設定して中間点をいくつも追加するのが面倒だという人は、オブジェクトを分割して、瞬間移動する映像を作っても良いと思います。