AviUtlでオブジェクトの映像を移動させる!! [AviUtl]
無料で使う事が出来る動画編集ソフトであるにも関わらず、AviUtlという動画編集ソフトでは、動画編集を行う上でかなり便利な編集機能が搭載されています。
その中でも便利なのが、オブジェクトの映像を直線移動や曲線移動などの移動方法で移動させる事が出来る機能です。
動画内に挿入したテキストやテロップなども直線移動などを使う事で、文字をスクロールさせたり、画面外へ退場させたりする映像にすることが出来ます。
AviUtlで行える移動の種類
AviUtlという動画編集ソフトでは、設定ダイアログ画面に表示されている各項目の名称の箇所をクリックすると、その項目を何の移動方法で移動させるのかを設定することが出来ます。
AviUtlで行える移動の種類には以下のものがあります。
- 直線移動
- 加減速移動
- 曲線移動
- 瞬間移動
- 中間点無視
- 移動量指定
- ランダム移動
- 反復移動
- 補間移動
- 回転
これらの移動方法の種類をクリックすれば、その項目がクリックした移動方法に設定されます。
移動する際に加速/減速させる
AviUtlの設定ダイアログ画面で各項目の移動の種類を選択した後、もう一度、その項目の名称の箇所をクリックして、移動の種類を選択するダイアログ画面を表示すると、ダイアログ画面の下の方で「加速」「減速」という項目が選択できるようになります。
「加速」をクリックしてチェックが入った状態にすると、オブジェクトの映像が移動する際に、移動し始めはゆっくり動き出して、少しずつ加速していくように移動するようになります。
「減速」をクリックしてチェックが入った状態にすると、オブジェクトの映像が移動終わりの位置に付く手前から徐々に速度が遅くなっていきながら停止するようになります。
また、「加速」と「減速」、両方にチェックを入れた場合、動き出しから徐々に加速して、停止手前から徐々に減速するようになります。
移動の種類によっては「加速」と「減速」が設定できない
注意していただきたいのは、移動の種類によっては「加速」と「減速」の設定が行えないという点です。
例えば、移動の種類を「瞬間移動」に設定した場合、「加速」と「減速」の箇所が消灯状態のままになり、「加速」と「減速」の設定を行うことが出来ません。
また、同じように「ランダム移動」「移動量指定」「回転」という移動方法でも「加速」「減速」の設定が行えません。
AviUtlで、オブジェクトの映像を移動させたい場合に、移動の種類を設定する際には、その点に注意して移動の種類を選択しましょう。
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