AviUtlの設定ダイアログ画面で、XYZをランダム移動に設定すると、オブジェクトの映像がXYZで設定した範囲内をランダムに移動する映像になります。




XYZをランダム移動に設定


ただ、ランダムに移動に設定した場合、直線移動や曲線移動の時とは異なり、中間点によるXYZの値の設定の効果がなくなってしまい、XYZの左右の値における範囲内をランダムに移動するようになります。


ランダム移動するフレーム間隔の設定


XYZをランダム移動に設定した初期状態だと、1フレームごとにオブジェクトの映像がランダムで移動するので、かなり忙しない感じの映像になってしまいます。


もし、ランダム移動するフレーム間隔を設定したい場合には、XYZの名称の表記をクリックして、表示された移動の種類のダイアログ画面下にある「設定」項目をクリックしましょう。




移動の種類を設定するダイアログ画面の下にある「設定」項目をクリック


そうすると、「移動フレーム間隔」という画面が表示されるので、ランダム移動する際のフレーム間隔を、その画面に入力しましょう。




移動フレーム間隔を設定


「移動フレーム間隔」の値を「5」に設定した場合、5フレームごとにオブジェクトの映像がランダム移動するようになります。


ランダム移動では「加速」「減速」が無効になる


ランダム移動に設定した場合、瞬間移動の時と同じく、「加速」「減速」が無効となります。




ランダム移動に設定すると「加速」「減速」が無効


また、ランダム移動するオブジェクトの映像の位置はコントロールできないので、とにかくワチャワチャした感じの映像を作りたい時などにランダム移動を利用すると良いと思います。